2024/08/26

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赤身肉はヘルシー?!栄養素や部位について、ご紹介します!

赤身肉はヘルシー?!栄養素や部位について、ご紹介します!

新型コロナウイルス感染予防の自粛期間で、体重が増加し減らしたい、という方が増えているようです。
体重を減らすには運動することも必要ですが、合わせて食事の献立を見直すことが重要です。

体重を気にする方は、カロリーや糖質の摂り過ぎばかりを考え肉類を摂らない食事制限に偏りがちですが、肉類は健康な身体を作るために大切なたんぱく質を豊富に含んでいます。

三大栄養素の一つであるたんぱく質が不足すると、筋肉量の減少や免疫力の低下が起こり、髪や肌トラブルの原因になります。
また、筋肉量が減少すると基礎代謝が低下し、カロリーを消費しづらくなり、かえって痩せにくい体質になってしまいます。

そこでお薦めなのが、脂肪分が少ない豊富な栄養素も含んでいる赤身肉です。
本記事では、赤身肉についてご紹介し、家庭で美味しく食べることのできるレシピ、お店もご案内します。

アンズコフーズではニュージーランドの豊かな気候で牧畜した赤身のラムやビーフを日本全国で販売しております。
ニュージーランドの政府と共に環境に配慮した牧畜を推進し、温室効果ガス排出量を減らす取り組みを行っています。
サスティナブルなラム、ビーフに興味のある方はこちらもご覧ください。

赤身肉とは?ヘルシーと言われている理由

赤身肉とは脂身が少ない部位の肉で、低カロリー、低脂質ですが、たんぱく質は他の部位よりも多く含んでいます。牛肉の脂身が多いバラ肉と、赤身が多いもも肉でどのくらい違うのか、カロリーや脂質、たんぱく質の含有量を比較してみましょう。

*日本食品標準成分表2015年版(七訂)


同じ牛肉でも赤身肉のカロリーは半分以下、脂質は約5~6分の1、タンパク質は約1.5~2倍と大きな違いがあります。

また、たんぱく質は一日の活動で傷ついた皮膚細胞を修復し、疲労回復を助けると言われています。
健康のためにランニングやジム通いをしている方は、運動の後に赤身肉を摂ることで筋肉がつき、太りにくい体質になります。

赤身肉には脂質を代謝するのに欠かせない、L-カルニチンという栄養素が豊富
に含まれています。

L-カルニチンとはエネルギー代謝に必須の栄養素です。L-カルニチンの主な働きはエネルギー源としての脂肪酸をその燃焼の場であるミトコンドリアに運搬することで、他の栄養素では代替されません。

脂肪酸はL-カルニチンと結合してミトコンドリア内に入ることで、脂肪の代謝がスムーズに行われるため、余計な脂肪が蓄積されにくくなり、ダイエット効果が期待できると言われています。

L-カルニチンは他の食品にも含まれていますが、食肉類に多く、一般的に赤身の部分が多いほどL-カルニチン含有量が高くなり、赤身の牛肉やラム肉に多く含まれています。

さらに赤身の牛肉やラム肉は鉄分やビタミンB群を豊富に含んでいます。特に鉄分は血液を生成するのに必要な栄養素で、女性に多い冷え性を改善する効果が期待できます。

鉄は野菜や海藻などに含まれる非ヘム鉄と、肉や魚に含まれるヘム鉄の2種類がありますが、赤身の牛肉やラム肉には吸収されやすいヘム鉄が含まれています。

体重を気にして野菜だけに偏った食事を続けていると、貧血でめまいや立ちくらみを起こすことがあるので注意が必要です。

またビタミンB群は疲労回復効果があるので、女性の健康や美容を保つためにも赤身肉を摂ることは有効です。

赤身肉はどこの部位のこと?(牛肉・ラム肉)

赤身肉を選ぶときには、高級なお肉である必要はありませんが、牛肉、ラム肉、豚肉、鶏肉のどれでも赤身が多いところを選びます。

牛肉の部位については農林水産省が定めた食肉小売品質基準で11種類に分けられます。その中で赤身が多い部位は首周りのネック、肩、肩ロース、ヒレ、モモ、外モモ、腰からお尻やモモにかけてのランプがあります。

ネックは赤身が多く脂肪分が少なく、硬いので煮込み料理やひき肉に使われることが多いです。

肩は旨みが豊富ですき焼きや焼肉などさまざまな料理に利用され、肩ロースは赤身と脂肪分のバランスが良く、ステーキやしゃぶしゃぶに適しています。

ヒレ肉はもっとも柔らかい最高級の赤身肉で、ローストビーフや牛ヒレカツに使われます。

モモは脂肪が少なく、肉質が均一なのですき焼きやしゃぶしゃぶに、外モモは肉質が硬いため、カレーなど煮込み料理がおすすめです。

ランプはモモより柔らかくクセがない味わいで、ステーキや焼肉でも味わえます。

ラム肉は生後1年未満の子羊の肉で、マトンよりクセが少ないとされます。
ラム肉も牛肉と同じく部位の特徴があり、赤身が多いのはヒレ(テンダーロイン)、ランプ、モモです。

ヒレは一頭から少量しか取れない部位で、柔らかくてキメが細かくジューシーなので、ステーキや焼肉、カツレツに適しています。

ランプも希少な部位で肉厚なので、ステーキにぴったりです。
モモはもっとも脂肪が少ない部位で、肉感もたっぷりあるので、ステーキやローストに適しています。

骨付きラムチョップで有名なロースも他の部位より赤身が多めです。

赤身肉を美味しく食べましょう!

赤身肉は低カロリー、低脂質、高タンパク質で栄養価も高く、ヘルシーな食材です。
部位や肉質に合う調理をすることで、より美味しく肉本来のよさを引き出して味わえます。

赤身の牛肉やラム肉のレシピをもっと知りたい方は、以下のページをご覧いただき、ぜひご自宅で挑戦してみてください。
体重を気にしている方でも楽しく、美味しく続けられそうなメニューがたくさんあります。

ご自宅でも赤身肉を食べたい方は、ぜひお近くのスーパーでアンズコフーズのラム肉をお買い求めください。
このマークが目印です。

最後に、東京で赤身肉の美味しいレストランをご紹介いたします。

*現在、新型コロナウイルス感染予防のため、営業時間を短縮しております。
 お出かけの際は、事前にHPか電話にてご確認ください。

赤身肉を毎日の食事に取り入れ、豊富な栄養を味方につけて、健康的な生活を送りましょう。

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