2020/02/07

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貧血予防に!鉄分が多く含まれるラムもも肉や牛もも肉について

貧血予防に!鉄分が多く含まれるラムもも肉や牛もも肉について

近年、熟成肉やジビエといったさまざまな種類の肉が注目されています。

お肉の中でも鉄分やビタミンB12などといった、女性が悩む貧血の症状を少しでも軽減させてくれる栄養素を多く含んでいるのが、ラムもも肉や牛もも肉です。

今回は、ラムもも肉と牛もも肉の鉄分量を他の食材と比較しました。
貧血に効果的といわれる理由や、自宅でも活用できるおすすめのレシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

ほうれん草よりもラムもも肉、牛もも肉の方が鉄分が多い!

貧血が起こるのは、血液中のヘモグロビンや赤血球が何らかの理由で減少しているのが原因です。特に多いとされているのが、鉄分不足といわれています。

鉄分を多く含む代表的な食べ物といえば、ほうれん草です。料理にも取り入れやすいことから積極的に食べている方もいるかもしれません。
実はラムもも肉や牛もも肉は、ほうれん草よりもはるかに多い鉄分を含んでいるのです。100g中に含まれる鉄分量を比較してみましょう。

・茹でたほうれん草 0.9mg
・焼いたラムもも肉 2.5mg
・焼いた輸入牛もも肉 3.3mg
「七訂日本食品標準成分表2015」より

ラムもも肉はほうれん草の約2.7倍、牛もも肉は約3.6倍も含んでいることがわかります。

アンズコフーズではニュージーランド産の牛肉やラム肉、加工食品を扱っています。

ニュージーランドは、温暖多雨で豊かな自然環境に恵まれた島国で、
BSEなどの家畜の病気から隔離された畜産国です。

豊かな水資源と肥沃な大地は、牛や羊の食糧となる良質な牧草を育てる土壌作りを可能にしています。

またニュージーランドでは牛や羊たちに安全性が保証されていない成長促進ホルモン剤や遺伝子組み換え飼料を与えることはありません。

信頼できる生産者のみと契約し、自社工場で加工、出荷する際には必ずニュージーランド第一次産業省(MPI)の厳しい監査をクリアしています。

牛もも肉は、赤身が多く脂肪が少ない

牛もも肉は赤身肉の部分が多く、脂肪が少ないのを特徴とします。さらに鉄分の中でも吸収率の高いヘム鉄を豊富に含んでいます。

鉄分はヘム鉄とよばれるお肉やお魚に含まれるものと、非ヘム鉄とよばれる野菜などに含まれるものがあり、ヘム鉄の方が非ヘム鉄より体内に数倍吸収されやすく、貧血予防にはぴったりの食材といえるのです。

赤身肉は、鉄分以外にも、冷えの解消が期待できるたんぱく質や、神経や血液細胞を健康に保ってくれるビタミンB12、新陳代謝などに影響する亜鉛、体脂肪を燃やすLカルニチンや9種類の必須アミノ酸など、多くの栄養素を含んでいると言われています。

赤身肉について詳しくは下記の記事もご覧ください。

ラムもも肉は、ヨーロッパでは人気の食材

日本には焼肉やステーキなどさまざまな肉料理がありますが、ラムもも肉を使った料理を頻繁に食べる人は少ないかもしれません。

しかしヨーロッパでは人気の食材で、家庭やレストラン、ファーストフード店などでも多く食べられています。

アンズコフーズが自社工場を持つニュージーランドでも約2,730万頭を超える羊が飼育され、輸出だけでなく、国内でも多く消費されています。

フランスでも豊富な種類の仔羊料理があり、高級肉としても定評があります。フランスではイースターの定番料理として「ジゴ・ダニョー」が有名です。初めてその名を聞く人も多いかもしれませんが、たっぷりのハーブとともに豪快にももを丸ごと焼き上げた仔羊料理で、フランス人にとってはとてもポピュラーなメニューです。

ラムもも肉を使ったおすすめレシピ

牛肉料理のレシピは数多くありますが、ラム肉はどんな風に料理すればいいのでしょうか。ここでアンズコフーズのおすすめレシピをご紹介します。

ラムもも肉のおいしさをダイレクトに感じられる料理として「ラムももステーキ ガーリック焼き飯添え」があります。

ガーリックを使って焼くことでラム肉独特のクセも少なくなり、ラム肉が苦手な方でもおいしく食べられます。

牛肉や豚肉を使ったいつものカレーに飽きた方には、「ラムもも肉のイタリアンカレー」もおすすめです。
フライパン1つあれば作れる手軽さに加えて、柔らかなラムもも肉とたっぷり野菜でコクのあるカレーに仕上がります。

中華料理が好きな方には、「ラムの四川風ピリ辛ダレ」をご紹介します。ラムもも肉は中華料理との相性もよく、片栗粉をまぶして茹で、プルプルのお肉にピリ辛タレを絡めると絶品です♪

洋風料理でおすすめなのが、「色々きのことラム肉のクリーム煮」です。
食物繊維たっぷりのきのこと、焼いたラム肉をクリーム煮にすると、柔らかいラム肉と風味豊かなきのこがクリームソースによく合います。
パスタへのアレンジもできるので二度楽しめます!

上記以外にもラム肉を使ったおすすめレシピはたくさんあります。気になる方はぜひアンズコフーズのラム肉のおすすめレシピをチェックしてみてください。

ラム肉のトマ玉炒め

数あるラム肉レシピの中から簡単でボリューム満点な「ラム肉のトマ玉炒め」の作り方をご紹介します。

材料(2人前)
・薄切りにしたラムもも肉 100g
A:塩 少々
A:こしょう 少々
A:白だし 大さじ1/2
A:サラダ油 小さじ1
・中玉サイズのトマト 1個
・卵 3個
・サラダ油 大さじ2
B:白だし油 大さじ2
B:砂糖 小さじ2
B:酒 大さじ1
B:水 80cc
B:片栗粉 小さじ2

・三つ葉 適量

(下準備)
・ビニール袋にラム肉とAを加え、軽く揉むようにして合わせておきます。
・卵3個はボールの中で割りほぐします。
・トマトは6等分の櫛切りにしておきます。
・Bの材料をすべて合わせて調味料を作ります。

1.フライパンを強火であたためたら、割りほぐした卵を加え、木べらでふんわり半熟程度に炒めて一旦お皿に取り出します。
2.卵を取り出したフライパンに下味をつけておいたラム肉を入れ、全体に火が通るまで中火で炒めます。
3.その上からトマトを加え軽く炒めた後、お皿にとっておいた卵をフライパンに戻します。
4.Bを混ぜ合わせた調味料を加え、卵をほぐしながら木べらを使って大きく混ぜあわせていきます。
5.とろみがついて全体に餡が絡んだらお皿に盛り、三つ葉をのせて完成です。

薄切りのラム肉を使うことで餡がしっかりと絡み、優しい味付けですがボリューム満点の一皿に。ラム肉を使うことで鉄分をしっかりと補うことができ、貧血予防に一役買ってくれます。

まとめ

ラムもも肉はほうれん草の約2.7倍、牛もも肉は約3.6倍ととにかく鉄分を豊富に含んでいます。ニュージーランド産のお肉は赤身部分が多く、かつ脂肪も少なくヘルシーなのでカロリーを気にする方にもピッタリです。

ラム肉を使った料理は数多くあり、フライパン1つでできる簡単なものもあります。アンズコフーズHPで紹介しているレシピも活用し、ぜひ食卓に並ぶ機会を増やしてみてください。アンズコフーズのお肉は柔らかさやおいしさだけでなく、ニュージーランドの厳しい安全性基準をクリアした安全性も確保されています。

これまでラムもも肉や牛もも肉を料理にあまり使っていなかった方も、これを機会にぜひ召し上がってください。

アンズコフーズのラム肉は、日本国内各地のスーパーで取扱いしております。
ニュージーランド産の美味しいラム肉をぜひご堪能ください♪

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