南半球に浮かぶ周囲を海に囲まれたニュージーランドは、温暖多雨で豊かな自然環境に恵まれた島国です。
日本と同様に四季がありながら、年間の気温差が少なく穏やかな気候で、北島の豊富な降雨と、南島の南アルプスからの清らかで豊富な水資源が、家畜の餌となる品質の高い牧草の生育を可能にしている、まさに理想的な畜産国です。

農家は、自ら良質な牧草を育てるため土壌作りから手掛けています。
土壌の栄養価を測定しながら、不足している場合は十分な栄養素を土壌に与え、良質な牧草の生産に日々努めています。

ニュージーランドの牛や羊たちは、国のアニマルウェルフェアの基準に準拠した5つの自由の下で、ストレスの少ない自然放牧によりのびのびと育てられています。

1. 空腹と渇きからの自由
　　　つねにエサとなる牧草や飲み水が与えられている
2. 不快からの自由
　　　風や日差しを遮る樹木は植えられている
3. 痛みや傷、病気からの自由
　　　ケガや病気の際には適切に治療されている
4. 正常な行動を発現する自由
　　　自由に動き回れるように飼育されている
5. 恐怖や苦悩からの自由
　　　屠畜の瞬間まで、幸せに育てられている

アンズコフーズは、成長促進ホルモン剤や遺伝子組み換え飼料は使用していません。

農家は、NZFAPの基準に従い、健康な家畜生産に努めています。
ニュージーランドでは、BSEや口蹄疫など一切発生していません。
ニュージーランド第一次産業省（MPI）は食肉工場に出荷されるすべての家畜に対して、所有者にその家畜の飼育や移動の履歴を明記した申告書の提出を義務付けています。
工場内には第一次産業省（MPI)より派遣された検査官数名及び獣医が常駐し、一頭一頭の検査や工場全体の安全性の管理に目を光らせています。

農家は、自ら良質な牧草を育てるため土壌作りから手掛け、栄養価の高いペレニアルライグラスやクローバーを育てています。
牛や羊たちはその栄養価の高い牧草を食べてのびのびと育てられています。